こぐまちゃんシリーズの絵本、ご存じの方も多いと思われますが
私も個人的に大好きで何冊か持っています。
あの鳩みたいなシュールな目と、色使いがいいんですよね…
たまたま古着のモコモコフリースの上着をなにか再利用できないかと眺めていて、
グレーと白の組み合わせでできるもの…あっ。と思い出したのがきっかけで
2体のそれっぽいぬいぐるみを作りました。
パーツの形はわざと不揃いに。 |
Tシャツ各種(くるみボタン)、オレンジと黒のフェルト(顔のパーツ)、綿>
ペラい |
よって真横から見るとペラペラで、自立はできません。
(ハギレを詰めて下腹部に重心を持ってきているので、椅子に座らせるのは可能)
昔読んだアランジアロンゾのキャラぬいぐるみ本がこの方式だったのを真似しましたが
逆にこのくたっとした感じがキャラに合っているような気がします。
あまり大きさとか深く考えずに作って、全長は35cmぐらい。
キャラクターのバランスとしてはボタンに対して本体がもう少し小さい方がよかったような
気もするけれど、大きいのを子供が抱えると可愛いのでまあよしとします。
さいわい娘はこれを気に入ってくれて、一緒に寝たり、手を握って歩いたりしていますが
その姿はテディベアを抱えた欧米の幼女というよりも、むしろ諸星大二郎のクトゥルーちゃんに近いような…。
そしてぬいぐるみ本体よりもだいぶ後になってから製作したのが
『しろくまちゃんのほっとけーき』に登場したストライプのエプロン!
こぐまちゃんシリーズの中でも一番有名な絵本ではないでしょうか。
読むと親子一緒にホットケーキを焼きたくなります。
で、エプロンはずっと欲しかったんだけど、オレンジと白のしましまの布が入手できず
かといって、このために新品の布を1mきざみで買う気は全くなかったので
ずっとリサイクルショップでそれとなく探した結果、一年以上経ってとうとう見つけたのです。
しかも100円!ひゃっほう!
ちゃんとポケットもあるよ |
のびのびになった古いジャージ素材のキャミとTシャツを2枚重ねて、
送り押さえとかしつけとか一切せず無理やり一気に縫ったため
裏から見るとこのようなひどい有り様で、しょせんおもちゃって感じですが。
Tシャツの柄が斜めに入っていることからも、限られた布で作ったことが推測できるかと…。
いやあでも古着屋でこれ見つけた時は嬉しくて小躍りしたわー。
急がなかったかいがあったわー。
これを作ったことでぬいぐるみにお着替えとおままごとの要素が加わって
子供達もよく遊んでくれるようになりました。
たまに食事中だと思ってたら、変わり身の術でくまちゃんが座っていることがありますが…
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えー今回はですね、版権物なんで微妙な表現になっております。
公式グッズのぬいぐるみがちゃんとあるんだけど
どうも表情がミッフィーっぽく可愛くアレンジされちゃってるのが気に食わなくて
こぐまちゃんといえば無愛想な口とイッちゃってる鳩の目だろう!ということで
自分で作ってみたわけですが、
これでもまだ黒目がちでちょっと違うなーと思っているため
今はもっと小さなマスコットを作ろうと、生地だけ裁断して取ってあります。
できたらチェーンつけてかばんに下げよっと。ぬふふ~
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「あっそうだ、あとで時間ができたらあれやろう、わーい楽しみ~」
と考えただけで少し気分が向上する事柄を複数持つのは、
常にタスクに追われストレスにさらされ、眠れず自由に外に出ることもできず
疲れている育児中の専業主婦にとって実はだいじなことです。
ずっと家にいると気分転換しづらいからねー。
旅行のような大きなことは中々実現できないけれど、
日常のごく小さなこと、たとえばちょっといい入浴剤を使うとか、小説を少しずつ読むとか
パンを捏ねるみたいなことでストレス解消になればしめたものです。
妊婦といえば編み物ばかりしてるイメージって、そのへんも関係している気がするな。
だって安静指示とかになっちゃったら本当に何もできないもんねぇ。
というか私自身、そういうのが何もないと、大きな音を出せずお酒も飲めない今、
楽しみが「食べること」だけに傾いてしまうのでとても危険なのです!
離乳食が進むにつれて私の体重がまったく減らなくなったため
そろそろ焦っております…う、運動を……
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