2014年5月16日金曜日

リメイクこどもポーチ

毎度毎度の古布リメイクシリーズ、今回は子供用のポーチです。娘のと長男の。
しかし、近頃の手芸はそろそろ「型紙なしでどこまで複雑なものが作れるかチキンレース」の様相を呈してきたかもしれない…。


先日、義妹からプレゼントされた「ペッツ」というラムネ菓子にドはまりしたわが子達、
それ以来どこへ行くにもペッツの容器を肌身離さず持ち歩くように。
ただ娘はまだしも、2歳の息子の方は生まれてこの方カバンというものを持ったことがなく、
いつも容器を置き忘れて行ってしまいます。
なので、男児が使える移動ポケットかポーチでも作ってやろうかねーと。


というわけでまずは、次男もサイズアウトした夏用ベビーオールを使った男児用ポーチ。

<材料:かすり風藍染めの夏用ベビープレオール(表地)、迷彩柄ジャージ素材スカート(側面)、
グレーのマタニティ用ストレッチスカート(裏地)、紺の平紐、フェルトアップリケ>


これね、型紙一切なし、左右対称すら大して気にせずフリーハンド一発裁断なんです。
どうです無茶でしょー。フッフッフ。
服と違って直接肌に触れない&毎日洗うものでもない&裏地をつけるから
縫いしろがガッタガタでも大きさが合ってなくても気にせず縫っちゃってOK、というのが
私が袋物と小物ばかり作っている一番の理由であります。

ネックウォーマーの時と同様、ベビー服に元々ついているスナップボタンを
そのまま流用して、裏地はボタンの間際のみ手縫いで折り返して縫い付けています。
側面の端を縫う時には紐を挟み込んで。
スナップは中身がパンパンの時に調度いい場所にあるので、中が空っぽの際にも
収まりよく口を閉じられるよう、上記写真撮影の後に
長男が自分で留め外し可能な大きめボタンと引っ掛ける紐を追加しました。


肩紐には長さ調節機能がないので、大きな安全ピンで少し短くしています。
これは私個人の好みだけど、子供用の物って、サイズぴったりよりも
大きくて古いのをピンやボタンやアップリケ等で押さえてある方が可愛いと思うんですよ。
お下がりを無理やりよいしょと着ている小さい子のスタイルが好きなのであって、
決して角カン等のパーツを買うのが面倒だったわけでは…。


それから、「娘ちゃんにもカバン作って!」との声に負け
古布在庫をがさごそと漁ってきて制作したかごバッグ風ポーチ。

<材料:ベージュのランチョンマット(表地と取っ手)、花柄夏用女児ワンピース(中袋)、100均の紐、スナップボタン、レーステープ、余ってたピンクの紐と赤いループエンド>


コンセプトは、お花畑に座って花冠など作る幼女の傍らにあるメルヘンチックなかごバッグ。
これはまあ一言で言えば、厚手のランチョンマットで作ったミニ手提げなんですが
たまたま柄がベージュの格子状で、ちょっとナチュラルな編みかごバッグみたいだなと思い
共布の取っ手とレーステープもつけてそれらしくしてみました。
口を閉じられるよう、これもサイズアウトした小花柄の夏用ワンピースを巾着袋にしてセット。

ポイントは、ランチョンマットを二つ折りにして袋状に仕立てたため
裏地いらずで丈夫、かつマチを多めにとったので形が安定して自立する点と、
中にセットした巾着袋は別に制作したあと、レーステープのすぐ下あたりでぐるりと一周
しつけ縫いのようにザクザク粗く手で縫い付けただけなので、
汚れたりほつれたりした場合、違う袋とすぐに交換可能であるという点です。
娘がもう少し大きくなったら、シックな柄のやつにすれば私でも小物入れに使えるかなーと。


これは持ち歩きの利便性を考えて、肩紐が取り外しできるようにしました。
共布の取っ手を側面にも短いループで取り付けておいて
平紐にスナップボタンをつけたのを、ループに通してパチンと留めるだけ。簡単です。
だから決してパーツを買うのが面倒だったわけでは…!


以前、幼稚園グッズ制作をきっかけに、巾着袋ばかりいくつも作っていた時期があって
アホみたいに沢山あるんですけど、それはまた別の機会に譲ります。
テーマはおばさんと小物入れの親和性について。お楽しみに~


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