2014年9月14日日曜日

さすらいのままごと師~スイーツ編~

フェルトのミニチュア食品シリーズ、おべんとう編に続き、今度はお菓子編です。
女の子はね、砂糖とスパイスと素敵な何か(缶ビールと枝豆とイカの塩辛等)でできてるの!

それでは以下、さくさくとご紹介していきます。
まずはプチロールケーキ。いちごクリームロールとチョコロール。
だし巻き卵と原理は一緒、重ねて巻くだけですが
外見がシンプル過ぎたので、上にクリームと同色のハート飾りをつけました。
ミニサイズだからこのやり方にしたけど、もし通常サイズで作るなら
ちゃんと側面も作って円筒形に縫う方が材料は少なくて済みそうです。

ホットケーキ二段重ね。
これは上下に丸い厚紙を入れて平らになるようにしています。
ケーキ側面にたらりとあふれるシロップとバターがポイントで、
シロップは、本体の細い2枚を合わせた側面と上下面を中表に縫ってひっくり返してから、
綿を詰めて閉じた縫い目を覆い隠す役割も果たしています。

プリン。
このフェルトのシリーズ、実は型紙というものを一切使わずに
脳内で思い描いた展開図を一発勝負で切り出して作っているのですが、
さすがにこのへんから成形が厳しくなってきました…。
せめてそれらしく見せようと、上にクリームとさくらんぼをセット。
さくらんぼの軸はヘアゴムの切れ端です。これ縫い付ける作業は細かすぎて泣きそうに。

いちごのショートケーキ。
作業としてはこれが一番面倒かも。
まずすべての面をバラバラに切って、クリーム色の断面に
白い細長ラインと赤いいちごをつけておきます。
外側面にも白い細長ラインを、ぐるぐるねじって縫い付けて飾りクリームに。
上面にはミニいちごを乗せました(ちょっと小さすぎたな)
上、下、断面をブランケットステッチで接続し、各面に厚紙を入れて平らにしたら
綿を詰めて外側面でフタをして完成。
外側だけふんわり、それ以外の面はしっかりしていて型崩れしません。

最初の写真のドーナツセット。通常サイズとミニサイズ。
下半分はすべて黄土色、上半分はチョコ、いちごチョコ、抹茶チョコがけのイメージです。
これまた見た目がシンプルなので、チョコには白い糸、いちごチョコには焦げ茶の糸で
ランダムに飾り刺繍を施しました。
この中心部を手縫いするのが面倒でもう…
ただ、娘としてはお菓子の中でドーナツが一番好きらしいので、最も喜んでくれました。

ミニミニマカロン4色セット。
これ実は、針も糸も不要で、すべてボンドで貼り付けただけ!
すごく簡単に乙女心をくすぐるカラフル可愛いのができるから、初志者向けです。
これだけ特に作り方の詳細解説図を用意しましたので、どうぞ挑戦してみてください。
フェルトマカロンつくりかた

今回芯にしたのは、100円ショップに売っている「くるみボタン製作キット」の金具です。
端切れ布をくるんでキュッと挟むだけでボタンが作れる便利グッズ!
これは15mmの超ミニサイズですが、大きさは色々選べます。
(まあ最近は手芸ブーム?で、マカロン用の型という商品も売ってたりしますけども)
紐で繋いでストラップなんかにしてもきっと可愛いと思いますよ。


さあ、できたものをぜんぶお皿に乗せて、ティーパーティーごっこです。


胃弱のおばさんでも、スイーツ盛り合わせはやっぱりテンション上がるわあ~
これを広げると、遊びに来た女児が食いつくこと魚のごとしです。


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この他にもフルーツやら色々とリクエストは来ているので
今後もぼちぼち増やしていくかもしれません。
逆にあまり好きでなさそうなメニューを作って食育に役立てられないか、など
余計なことを考えたりもするけど、まあ、楽しいのが一番ですね。

というか今回は娘のために作ったシリーズだけど、自分の創作意欲的には本当は
さきイカとか、ドイツソーセージとか、もろきゅうとか、まぐろカマなんか作りたいんです。
スイーツと違ってほぼ誰もやってみた人がいないのがまたいい。
もっと年取ってヒマができたらぜひやりたいですね。

これを見た方が、私も作ってみたい!と思っていただけたら何より嬉しいです。フフフ。

2014年9月13日土曜日

さすらいのままごと師~おべんとう編~


最近ずっとちまちま作り続けている、フェルトのミニチュア食べ物シリーズです。
娘のリクエストは「おべんとうごっこがしたい」とのこと。

というわけで、以下作ったものをズラズラと記録。
サンドイッチ3種。
意外とこれが一番手が込んでいます。台形のパンはちゃんと展開図を作って
中身は同じ形の厚紙を5~6枚重ねて芯にしてしっかり形作り
ハムチーズ、卵サラダときゅうり、ツナトマトレタスをチラ見えするように挟みました。

三角おにぎり。
ごはん部分は、白いもこもこフリースの端切れを使ってお米の粒感を演出。
(前に制作したしろくまちゃん人形の残りですね)
三角形を2枚と細長い長方形を中表に縫ってひっくり返し、
綿を入れて閉じた縫い目を隠すように、黒いフェルトをかぶせました。

オムライス。
娘リクエストによりケチャップはにっこり顔。

目玉焼き。
黄身は丸の周囲をぐし縫いして縮めて平らにつぶし、白身に縫い付けて
裏にもう一枚同じ形の白を重ね、ふちをブランケットステッチしました。
白身の形はきれいな楕円でなく、いびつな方がそれっぽいです。

ハンバーグ。
両面に焼き目のステッチを入れたのは
綿を入れた本体がまん丸く膨らんでしまうのを防止する役割も果たしています。

エビフライ尻尾つき。
フライ系はタオル地なんか使うと質感がそれらしくなりそうなんだけど
黄土色のタオルってないもんですねー。染めるほどの手間はかけられないので断念。

だし巻き卵。
細長く切った黄色2枚と白1枚を重ねて、片方の端を一度だけ長方形に折りたたみ
一針縫って固定しておいてから、残りをぐるぐる巻きつけて
最後に端を止めれば、いい感じの楕円形になります。

ブロッコリー。
緑の丸いフェルトを手でくしゃくしゃっとして、針を一回通すごとに糸を強く引いて縫い縮め、
緑の脳みそのような形を作ります。なるべく布端が目立たないように丸め込んで。
最後に黄緑色の四角いフェルトを丸めた筒をくっつけます。

ミニトマト。
丸いの一枚をぐし縫いして絞ってもいいんだけど
今回は小さい丸を2枚縫い合わせて綿を入れています。
ヘタ部分の緑の☆を縫いつける時はあまりの細かさにキレて叫びましたが
今思うと、単にボンドでくっつければよかったんじゃ…。

地味に面倒くさかった皮つきフライドポテト。
まずクリーム色と黄土色、2枚を同じ大きさの正方形で用意します。
断面となるクリーム色のフェルトを、対角線を中心にして杏仁形(レモンの形)に切ったら
内側にほんの少し小さめの厚紙を一枚重ねて、
真ん中からV字に山折りにします。
次に外皮となる黄土色を、今度は対角線を軸にひまわりの種のような細い杏仁形に切り
先程のクリーム色の断面パーツの、V字の折り目の内側に少しだけ綿を入れて
ふちをぐるりとブランケットステッチで縫い合わせると
断面がきっちり平らな綺麗なくし形になります。

断面パーツをレモン型でなくまん丸の円にすると、トマトやスイカのくし形が作れます。
うーん、この説明で伝わっているのだろうか…。

たこさんウインナー。
赤い「Y」型2枚と、ピンクの「X」型1枚を縫い合わせています。
伸びがよく、ある程度まで自由に変形するフェルト頼りのこのアバウトさ!
顔の目玉は、黒い糸の縫い始めと終わりの玉止めです。

焼き魚。イメージはサワラの西京漬け…かな?
片方だけ側面をつけて厚みを出し、わざと全体がゆがむようにすると
シルエットが切り身っぽくなります。
ふちどりの他に、魚の身らしくステッチを入れました。


最後に娘のリクエストで追加した、餃子。
皮はごく薄いクリーム色。
普通の餃子のように折りたたんで綿を詰め、閉じてから
底面に柿の種みたいな形の茶色を、わざとランダムにこげ茶色の糸で縫い止めました。


最後に、以前離乳食にでも使うかしらと100円ショップで買っておいた
一番小さなふたつきタッパーに、好きなものだけ詰めこんで
ミニミニおべんとう完成!


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そもそもは、100円ショップの小さな食器セットや鍋に合うようにと
すべて5cm以内の大きさで作りはじめたものですが、
ミニサイズにはいくつか利点があることがわかりました。

1.材料が少なくて済む(余った小さな端切れフェルトが有効活用できる)
2.いつでも手元において、空いた時間に毎日ほんの少しずつ進められる
3.子供の昼寝中、物音を立てずに作業できる
4.見た目がかわいく、作りが雑でも目立たない

反対に、デメリットとしては

1.ちゃんと管理しないと即座に紛失する
2.特に2歳以下の子供は、まるごと口に入れてしまう可能性がある
3.作業が細かくてブチ切れそうになる、目や腕が疲れる

ぐらいでしょうか。

手縫いで布端の始末もなく、手軽に子供の喜びそうな可愛らしいのができるので、
お子さんがある程度の年齢ならフェルトの手作りおもちゃはおすすめです。
(どのみちあまり長持ちするものではないのは覚悟の上で)
別に売り物のような凝った形でなくても、
たとえば同じ形に切ったフェルトを2枚縫い合わせて顔をつけるとか
マグネット入れるとか、紐を通せるようにするとか、いろいろ応用がききそう。
まだいっぱい余ってるので何か考えますかねー。

こうして作りたいもののアイデアばかりが溜まっていく…。


2014年5月16日金曜日

リメイクこどもポーチ

毎度毎度の古布リメイクシリーズ、今回は子供用のポーチです。娘のと長男の。
しかし、近頃の手芸はそろそろ「型紙なしでどこまで複雑なものが作れるかチキンレース」の様相を呈してきたかもしれない…。


先日、義妹からプレゼントされた「ペッツ」というラムネ菓子にドはまりしたわが子達、
それ以来どこへ行くにもペッツの容器を肌身離さず持ち歩くように。
ただ娘はまだしも、2歳の息子の方は生まれてこの方カバンというものを持ったことがなく、
いつも容器を置き忘れて行ってしまいます。
なので、男児が使える移動ポケットかポーチでも作ってやろうかねーと。


というわけでまずは、次男もサイズアウトした夏用ベビーオールを使った男児用ポーチ。

<材料:かすり風藍染めの夏用ベビープレオール(表地)、迷彩柄ジャージ素材スカート(側面)、
グレーのマタニティ用ストレッチスカート(裏地)、紺の平紐、フェルトアップリケ>


これね、型紙一切なし、左右対称すら大して気にせずフリーハンド一発裁断なんです。
どうです無茶でしょー。フッフッフ。
服と違って直接肌に触れない&毎日洗うものでもない&裏地をつけるから
縫いしろがガッタガタでも大きさが合ってなくても気にせず縫っちゃってOK、というのが
私が袋物と小物ばかり作っている一番の理由であります。

ネックウォーマーの時と同様、ベビー服に元々ついているスナップボタンを
そのまま流用して、裏地はボタンの間際のみ手縫いで折り返して縫い付けています。
側面の端を縫う時には紐を挟み込んで。
スナップは中身がパンパンの時に調度いい場所にあるので、中が空っぽの際にも
収まりよく口を閉じられるよう、上記写真撮影の後に
長男が自分で留め外し可能な大きめボタンと引っ掛ける紐を追加しました。


肩紐には長さ調節機能がないので、大きな安全ピンで少し短くしています。
これは私個人の好みだけど、子供用の物って、サイズぴったりよりも
大きくて古いのをピンやボタンやアップリケ等で押さえてある方が可愛いと思うんですよ。
お下がりを無理やりよいしょと着ている小さい子のスタイルが好きなのであって、
決して角カン等のパーツを買うのが面倒だったわけでは…。


それから、「娘ちゃんにもカバン作って!」との声に負け
古布在庫をがさごそと漁ってきて制作したかごバッグ風ポーチ。

<材料:ベージュのランチョンマット(表地と取っ手)、花柄夏用女児ワンピース(中袋)、100均の紐、スナップボタン、レーステープ、余ってたピンクの紐と赤いループエンド>


コンセプトは、お花畑に座って花冠など作る幼女の傍らにあるメルヘンチックなかごバッグ。
これはまあ一言で言えば、厚手のランチョンマットで作ったミニ手提げなんですが
たまたま柄がベージュの格子状で、ちょっとナチュラルな編みかごバッグみたいだなと思い
共布の取っ手とレーステープもつけてそれらしくしてみました。
口を閉じられるよう、これもサイズアウトした小花柄の夏用ワンピースを巾着袋にしてセット。

ポイントは、ランチョンマットを二つ折りにして袋状に仕立てたため
裏地いらずで丈夫、かつマチを多めにとったので形が安定して自立する点と、
中にセットした巾着袋は別に制作したあと、レーステープのすぐ下あたりでぐるりと一周
しつけ縫いのようにザクザク粗く手で縫い付けただけなので、
汚れたりほつれたりした場合、違う袋とすぐに交換可能であるという点です。
娘がもう少し大きくなったら、シックな柄のやつにすれば私でも小物入れに使えるかなーと。


これは持ち歩きの利便性を考えて、肩紐が取り外しできるようにしました。
共布の取っ手を側面にも短いループで取り付けておいて
平紐にスナップボタンをつけたのを、ループに通してパチンと留めるだけ。簡単です。
だから決してパーツを買うのが面倒だったわけでは…!


以前、幼稚園グッズ制作をきっかけに、巾着袋ばかりいくつも作っていた時期があって
アホみたいに沢山あるんですけど、それはまた別の機会に譲ります。
テーマはおばさんと小物入れの親和性について。お楽しみに~


2014年4月30日水曜日

続・手作り授乳服

以前、冬場の授乳でお腹が冷えるのを防止するため、ふと思いついて
ハサミを手に取ってから2分弱で作った手作り授乳服。


これがまあ大変使い勝手が良かったので
三人目の産後、新たにこちらの三着目を制作しました。


いやいやネタじゃないから!マジお勧めだから!ちょっとそこ引かないで!座って!ね!
これね、下にヒートテックキャミでも着てれば、お腹めくらなくても乳首だけ出せるんだよ!
どうせ冬場は部屋でも上着羽織ってるからこれでいいんだって!本当!


授乳服って基本翌年にはもう着ないものだから、なるべくなら買いたくなかったんですよね。
市販のスリット入りの授乳服って隙間風が入るし、使い勝手もあまりよくなくて、
だったら長いゴムひもを首にかけておいて、服ごとめくる方法の方が私は楽だったし。

作り方のコツは、トレーナー的な中厚手でほつれにくく、ダボダボすぎない服を使い、
最初は着たまま乳首の位置に小さな穴を開け、その後少しずつハサミで切って
調度良い穴の大きさを探ることです。
切った布端の始末はしなくても、ネットに入れて洗濯すればひと冬は余裕でもつので、
これと腹巻きがあれば本当に冬場の部屋着は充分でした。お腹も壊さない!

ただし、本来他人に見せるようなものじゃないとはいえ、宅配便などが来た時のために
危険だから上着はちゃんと羽織って下さいね!
あと上のお子さんがいる場合は何それ(笑)って指差されるからご注意を!



で、手作り授乳服があんまり便利だったので、調子に乗って
なんとかそのまま外出したいなと考え、作ったのがこちらです。
ふわもこのボア生地の端切れがセールで300円だったのを買ってきて、
古着のロングスカートから裏地を切り取ってきて前身頃の形に仕立て合わせ、
前掛けのように両袖から肩と首周りだけを、手縫いで穴あきニット服に縫い付けました。
側面は縫ってないので、ペラリとめくってスナップボタンで止めれば授乳できるという代物。

今回は穴部分にもバイアステープをつけたりと、アレな見た目の割に
結構手の込んだつくりですが、結論から言うとこれはちょっと失敗でした。
まず、授乳期って、乳が張るじゃないですか。ブラが2サイズアップとか言うじゃないですか。
二の腕も胴体も相当太って腹ポコリンの私がこれを着ると、ボアの前掛けがふんわり浮いて

めちゃくちゃ 太 っ て 見 え る !!

ということに、完成してから気づきまして。
ニットの服に合わせてボア生地なんか使ったのが悪かったか、いや違うな
前掛けというアイデア自体が太って見えるんだな、と反省しきりです。
出産を経てもよほど痩せているという方以外は、これで外出はやめた方がいいです・・・



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こちらの前掛け方式の授乳服ですが、ここだけの話
もし自分で使ってみていい感じだったら、もっと薄手の柔らかいオーガニック生地で
パステルトーンの可愛らしいデザインの授乳パジャマや部屋着用ワンピースを制作し、
(穴の部分は雲型とか葉っぱ型とかにしてナチュラル感を演出)
ワンポイントロゴのデザインはTwitterで相互フォローのプロイラストレーターの方に頼んで
羽やクローバーを散らしたほっこり優しいイメージのシャレオツなブランドサイトを作って、
楽天で販売なんかしちゃったりしてな!ウハウハやで!とまで妄想していたのですが、
いやあ見事にその夢は破れましたね…アハハ…
アハハ…ウフフ…泣いてなんかいないよ!ウフフ…


ちなみに考えてたシャレオツなブランド名は、

・・・mamelon longue・・・








フランス語で「長乳首」。


2014年3月30日日曜日

真・古布転生

古布リサイクル手芸シリーズ、今回はテーブルクロスの再利用がテーマです。


元は新婚時代、二人用の小さなダイニングテーブルに合わせて購入した
自然な風合いの木綿のテーブルクロス。
今にして思えば当時、ダイニング関連はほぼ夫の趣味100%で揃えてあったんだなー。
休日には二人でLOFTへテーブルや食器を見に行った、そんな時代もありました…

6~7年ほど使用して、いい加減いろんなシミなどもついてはいたけれど
引越してテーブルを買い替えて以降もなんとなく捨てられず、死蔵されていたものを
産後の断捨離キャンペーンに便乗してリメイクすることにしました。


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まずは手芸屋のワゴンセールで280円で投げ売られていた
ベビー用ダブルガーゼのハギレと合体させた、ワイヤー入り授乳ケープ。
<材料:テーブルクロス(表地&紐)、ダブルガーゼ生地(裏地)、スナップボタン、
100円ショップのO型便座カバーのワイヤー、レースリボン、古着の飾りボタン>

ワイヤー入りの授乳ケープ、一人目の時には素敵なやつを買ったんですけど
妹の出産時にプレゼントしてしまい、今回三人目のために再度必要になるにあたって
あんなに単純な構造のものなのに、当時5000円ぐらいしたことを考えると
できれば自分で作りたいなーと思ってたんですよね。

そこで手作りした方のブログなどを見て、O型便座カバーのワイヤーが使えるという
耳より情報を入手し、古布で作ってみたというわけです。
確かにこのシリコンぽい素材のワイヤー、軽くて適度な弾力があり切断も簡単で扱いやすく
何より手芸用ワイヤーをわざわざ探すほどじゃない場合にも即座に入手できるので、
もし作ってみたいという方はぜひお試しあれ~。

作り方の概要は、ただ2枚の布を長方形に縫って紐をつけ、
胸の部分(首にかける紐を縫いつけた位置の間)の折り返しに
洗濯の際にワイヤーを出し入れできるよう穴を開けておくだけ、というシンプルさ。

ワイヤーを本体の折り返し部分よりも少し長めにカットして穴から差し込むだけで、
胸の前に自然にカーブがつきます。
このカーブのおかげで、授乳中も赤子の顔が上から覗けるし
赤ちゃん側もお母さんの顔が見えるので嫌がりにくいのですね。

首にかける紐にはスナップを2個つけ、長さを二段階調節できるようにし
また横がめくれるのを防止するため、背中にも短い紐とスナップボタンをつけました。

エプロンのように背中まで覆ってボタンをとめれば、抱っこ紐で歩く際の
日除け風除けとしても機能するので、低月齢のうちは授乳時以外でも結構使います。
だからもしこれから授乳ケープの導入を検討されている方がいらしたら、
作るにしても買うにしても、特にご自分の春夏の服装に合わせやすいよう
シンプルかつ薄手で大きめのものを選ぶのがよいと思いますよ。


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さて、ケープにはクロスの中でも比較的きれいな部分を使ったので
残りの布はコーヒーカップ型の丸いシミなどがついた
いよいよボロキレと呼ぶにふさわしい代物ですが、
生来貧乏性のわたくし、これにも使い道を見出しました。
洗濯物干しに使うピンチや布団たたき、ハンガーなどを入れておく大きな手提げです。
<材料:古いテーブルクロス(表地&紐)、緑のランチョンマット(紐飾り)、
幼稚園グッズの残りのキルティング(裏地)、100円ショップの花モチーフ飾り>

それまで物干しグッズ入れにはIKEAの青いショッピングバッグを使っていたんですが
劣化が激しくボロボロになってしまったので、代わりに似たような形の袋物がほしいなと。

これはもう完成サイズとかほとんど考えず、適当~に制作しました。
毎日こまめに洗うようなものではないから、厚いキルトを裏地にし、紐もぐるりと底を通して
底にはマチをとり、ある程度重いものをたくさん入れておいても
長期間耐えられるよう丈夫なつくりにしました。
持ち歩くには形がだらーんと横長で持ちづらいけれど
窓辺に下げたまま、ベランダから手を伸ばしてハンガーやらを取るのには
このだらしない口の開き方がちょうどいい感じなのです。

写真ではあまり写っていませんが、よく見るといろんなシミがついてます。
でもこれで本当に残らず使うことができたので、余は満足である!


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このテーブルクロスは、無印良品とAIGLEが大好きな夫の
ナチュラル・シンプル・アースカラー嗜好の、いわば象徴みたいなものです。
まあ私も別に嫌いじゃないからいいんだけど
たまには原色サイケ柄や、エスニックや純和風インテリアなんかもやりたいし
娘の部屋ぐらいはガーリーピンクで統一したりしてみたいんですけどねー。
どうも栗原はるみ的な、ナチュラルな白木の空間以外はイヤだっていうのよねー。
独身時代の二人のアパートを比較すると、どう見てもちゃぶ台と火鉢に暖簾の私の部屋よりも
家具は無印、家電は白、ファブリックは淡いグリーンで統一した夫の部屋の方が断然女子っぽいという…。

次に自分の趣味のインテリアや雑貨を飾ることができるのは、子供達が独立してからか…
俺、この子育てが終わったら自分だけの部屋で好きなだけおかんアート作るんだ…!


2014年3月28日金曜日

くまちゃんぬいぐるみ

古布リメイク手芸、今回は微妙なぬいぐるみです。

こぐまちゃんシリーズの絵本、ご存じの方も多いと思われますが
私も個人的に大好きで何冊か持っています。
あの鳩みたいなシュールな目と、色使いがいいんですよね…

たまたま古着のモコモコフリースの上着をなにか再利用できないかと眺めていて、
グレーと白の組み合わせでできるもの…あっ。と思い出したのがきっかけで
2体のそれっぽいぬいぐるみを作りました。
パーツの形はわざと不揃いに。
<材料:グレーと白のフリース上着2着(本体)、緑のポロシャツとピンクの厚手カットソー(服)、
Tシャツ各種(くるみボタン)、オレンジと黒のフェルト(顔のパーツ)、綿>
材料は全部古着!買ったのは100円ショップのくるみボタン作成キットとフェルトのみです。

ペラい
作成は2枚ずつパーツを切り出して縫い合わせて綿を詰めるだけ、と極めてシンプル。
よって真横から見るとペラペラで、自立はできません。
(ハギレを詰めて下腹部に重心を持ってきているので、椅子に座らせるのは可能)
昔読んだアランジアロンゾのキャラぬいぐるみ本がこの方式だったのを真似しましたが
逆にこのくたっとした感じがキャラに合っているような気がします。

あまり大きさとか深く考えずに作って、全長は35cmぐらい。
キャラクターのバランスとしてはボタンに対して本体がもう少し小さい方がよかったような
気もするけれど、大きいのを子供が抱えると可愛いのでまあよしとします。

さいわい娘はこれを気に入ってくれて、一緒に寝たり、手を握って歩いたりしていますが
その姿はテディベアを抱えた欧米の幼女というよりも、むしろ諸星大二郎のクトゥルーちゃんに近いような…。


そしてぬいぐるみ本体よりもだいぶ後になってから製作したのが
『しろくまちゃんのほっとけーき』に登場したストライプのエプロン!
こぐまちゃんシリーズの中でも一番有名な絵本ではないでしょうか。
読むと親子一緒にホットケーキを焼きたくなります。

で、エプロンはずっと欲しかったんだけど、オレンジと白のしましまの布が入手できず
かといって、このために新品の布を1mきざみで買う気は全くなかったので
ずっとリサイクルショップでそれとなく探した結果、一年以上経ってとうとう見つけたのです。
しかも100円!ひゃっほう!
ちゃんとポケットもあるよ
<材料:白とオレンジのストライプ柄キャミソール(表地)、Tシャツ(裏地と紐)、スナップボタン>

のびのびになった古いジャージ素材のキャミとTシャツを2枚重ねて、
送り押さえとかしつけとか一切せず無理やり一気に縫ったため
裏から見るとこのようなひどい有り様で、しょせんおもちゃって感じですが。
Tシャツの柄が斜めに入っていることからも、限られた布で作ったことが推測できるかと…。
いやあでも古着屋でこれ見つけた時は嬉しくて小躍りしたわー。
急がなかったかいがあったわー。

これを作ったことでぬいぐるみにお着替えとおままごとの要素が加わって
子供達もよく遊んでくれるようになりました。
たまに食事中だと思ってたら、変わり身の術でくまちゃんが座っていることがありますが…



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えー今回はですね、版権物なんで微妙な表現になっております。

公式グッズのぬいぐるみがちゃんとあるんだけど
どうも表情がミッフィーっぽく可愛くアレンジされちゃってるのが気に食わなくて
こぐまちゃんといえば無愛想な口とイッちゃってる鳩の目だろう!ということで
自分で作ってみたわけですが、
これでもまだ黒目がちでちょっと違うなーと思っているため
今はもっと小さなマスコットを作ろうと、生地だけ裁断して取ってあります。
できたらチェーンつけてかばんに下げよっと。ぬふふ~


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「あっそうだ、あとで時間ができたらあれやろう、わーい楽しみ~」
と考えただけで少し気分が向上する事柄を複数持つのは、
常にタスクに追われストレスにさらされ、眠れず自由に外に出ることもできず
疲れている育児中の専業主婦にとって実はだいじなことです。
ずっと家にいると気分転換しづらいからねー。

旅行のような大きなことは中々実現できないけれど、
日常のごく小さなこと、たとえばちょっといい入浴剤を使うとか、小説を少しずつ読むとか
パンを捏ねるみたいなことでストレス解消になればしめたものです。

妊婦といえば編み物ばかりしてるイメージって、そのへんも関係している気がするな。
だって安静指示とかになっちゃったら本当に何もできないもんねぇ。

というか私自身、そういうのが何もないと、大きな音を出せずお酒も飲めない今、
楽しみが「食べること」だけに傾いてしまうのでとても危険なのです!
離乳食が進むにつれて私の体重がまったく減らなくなったため
そろそろ焦っております…う、運動を……

2014年3月17日月曜日

リメイクネックウォーマー

サイズアウトしたベビー服(カバーオール)で作った、マフラー&ネックウォーマーたち。


昔から冷え性&おなかが弱いたちで、冬場はヒートテックに腹巻きもレッグウォーマーもして
カイロまで貼っているにも関わらず、とにかくすぐに腹をこわすのですが
首に何か巻いて冷やさないようにしてみたらかなり改善しました。
着る毛布とかマントもいいんだけど、家事育児中は動き回るのでちょっと邪魔がちだし。

フリースのネックウォーマーはおばあちゃんみたいでダサいけど、
まーどうせ室内用だし、それ以前にいつもクソみたいな授乳服着て乳首放り出してるんで
もはや見た目でなく機能のみを重視しております…。


まず最初に、本来は娘のための子供用マフラーとして作ったのがこれです。
<材料:表=ベビー用冬物カバーオール(ベージュで手足が白のモコモコ素材)、
裏=ベージュと黒のチェック柄ニットワンピース、綿、木のボタン>

作り方は基本、長方形に切ってミシンで縫い合わせて表に返して綿入れるだけです。
白い部分はベビー服の袖の縫い目をそのまま流用して、まっすぐな筒になるよう切っただけ。
いつも通り、布端の始末?そんなもんはしねえ!!! がモットーです。
そんな毎日洗うものじゃないし、洗う時はネット入れるか手洗いするからいいの!


で、これを部屋の中で巻いてたらかなりあったかいぞ、ということに気づいたので
もう少し動きやすいものが欲しいと、ちょうど新生児サイズを脱却した
次男のベビー服をザクザク切って、ネックウォーマーを作ってみたのがこちら。
<材料:表=アウターの冬物カバーオール(フードにクマ耳がついた白のモコモコ素材)、
裏=こげ茶色ノースリーブニット、飾りポンポン=オレンジ色フリース>

作り方は、ベビー服の胴体部分、およびノースリニットの胴体部分をぶった切って
横長に開いた状態にし、中表に重ねて上と下の二辺をミシンでダーッと縫って筒状にしたら
表に返し、ベビー服のスナップが外に出るようニットの端を中に折り込んで
手縫いでまつる。最後に折り込んだ縫いしろ部分を押さえるように
ぐるりと一周ミシンで縫って完成。

書き方が大雑把ですみませんが、そもそもこれ読んで私もやってみようなんて奇特な方が
存在するかどうかもわからないのに、手順解説図まで描こうとすると
いつまでたってもブログ更新できないんで諦めました…
つまり、ベビー服の外周とスナップ留めの部分をそのまま使い、
ニットを裏地のようにつけた感じです。
こちらが着用したところ。
上がスナップを全部留めた状態で、下がスナップ1個だけ留めて肩にかけた感じです。
アウターの外周そのままだと、首に回したときスヌードっぽくゆるゆるなので
背中の真ん中から縫い縮めてもっとタイトに作った方がネックウォーマーらしいかも。

あと、飾りとして付けたオレンジ色のポンポンは、正月用もちぐるみの上に乗っかってる
橙と同じ生地&同じ作り方であります。
赤子を抱くと、このポンポンにものすごく集中して遊んでくれます。


上記のものはわりと使いやすい感じの仕上がりでしたが、問題が一つ。
冬用アウターの生地だから、室内だとちょっと暑いんですよね。首が汗ばんでしまう。
そこで今度は、もう少し吸湿性や肌当たりのよい素材を使ってみました。
まずは男児服で…
<材料:表=フリースボーダー柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の水色のコンビ肌着>

それからもういっちょ、今度は女児服で…
<材料:表=厚手ガーゼ生地の花柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の薄紫のコンビ肌着>

どちらも作り方は同じで、中表に合わせて上と下をミシンかけて筒状にしてから
表に返して、ベビー服のスナップが外に出るように手縫いでまつり、
縫いしろをミシンで一周押さえて制作しました。
どうも私はコンビ肌着というやつをあまり使わないので、人様から戴いたりしても
ほとんど着ずに綺麗なままだった肌着を、無駄に捨てることなくガーゼ生地として
転生させられたのが嬉しかったです。


これで一応洗い替えも含め実用に足りたので、本当はデザイン的に
外出にも使えるぐらいのきちんとしたネックウォーマーを作りたい気持ちもあるんだけど、
春の足音が近いこともあって今シーズンはここで終了。


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これは経産婦なら誰でもある程度当てはまると思うんだけど
妊娠出産育児を越えていく中で、昔の服って、着られなくなっていくじゃないですか。
体重は戻ったようでも体型が変わったり、年齢的にこのデザインはもう無理かなとか。
同時に子供服が増えて、たいがい自分の服の棚卸し大処分を行わなきゃいけなくなる。

私の場合はその断捨離ブームと、育児中ろくに動けない中でもできる
趣味としての手芸が合体し、最近は古着古布のリサイクルばかりしています。
たまに行く古着屋もね、洋服としてみるとカスみたいなもんでも、手芸素材としてみると
宝の山だったりするから面白いんですよ。かわいいボタンが8個もついて200円!みたいな。

まー本来貧乏症だからなんですけど!
実際の金額どうこうより「無駄にしなかった・得した感」を楽しんでいるだけなのかもしれません…