今回は、初めて身に付けるものを作ってみました。
キッズ用のチューリップハット3つです。
三人きょうだい! |
幼児というものはとにかくすぐ大きくなるので、基本的に服飾品は
1~2シーズンしか着られない覚悟で購入するんですが、
靴はまあどうしたってサイズが合わなきゃ履けないし、使用頻度が高いから
“使い倒して履きつぶす”のならば仕方ないと思えても
帽子はねー。ヘタすると一度もかぶらないまま小さくなっちゃうからねー。
私自身、この時期の娘によさそうねと気に入って買って、数回かぶせたら季節がかわって、
翌年に出してみたらもうまったく頭が入らないというのを何度か経験しまして。
帽子ってそんなに毎シーズン買い換えるものだという認識がなかったので、
貧乏人の私としては結構つらかったのです。
だからといって親子で屋外で遊ぶのには、やはりできれば全員分持って行きたいし。
そこで、古布で今現在のジャストサイズを作って一年乗りきれれば御の字だろうと、
自作にチャレンジしてみました。
<材料:サイズアウトした花柄女児ワンピース、ほとんど履かなかった黒のマタニティジーンズ、何かの景品で貰ったけど使わないキャンバス地エコバッグ、私のウエストがサイズアウトしたフレアスカート(裏地)、100均の合皮製カラフルパスポートケース(飾り)、手芸屋ワゴンセールのカット布>
裏地だけ全員おそろいね。
作り方はすべての素材を表と裏で12枚、同じ型紙で切り出して、つなぎ合わせるだけです。
表地には一部接着芯を貼って布地を強くしました。これも服飾品ならではの手間。
最後に何かシンプルなワッペンでもないかと探しに行った100均で入手した、
三色の合皮が使われたパスポートケースをジャキジャキ分解して
それぞれロゴマーク風に重ねて縫い付けました。
それと今回特筆すべきは、なんと初めてちゃんと購入した本の型紙を使いました!どーん!
さすがに帽子の型をカンのみで制作するのは無理でごわす!
ただそのキッズ用ハットのサイズが、3~4歳までという説明だったので
長男3歳のものは型紙そのまま、娘まもなく5歳のものは5mmほど外側に大きく作り
次男1歳のものは逆に少し縮めて小さく縫いました。
勝手にアレンジしたせいで、次男のはなんか微妙にとんがった形状になりましたけども…。
基本のできていないアレンジャーって厄介だよね…
こちらが完成品をかぶったよちよち1歳児。
多少大きめぐらいでわりといい感じです。来年もかぶれるかな?
それとやっぱり子供の帽子はゴムひもつけないとですね。
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実はこれ、今年の夏に使うつもりで、春先から制作し始めたんですが
ようやく完成したのが10月頭でした。
まあ緊急でない縫い物は最低半年遅れるってことですね~…
これで帽子が頭よりも小さかったらきっと泣いてたわ。
本当は大人用の型紙で自分の帽子も作りたいんだけど、そんなもんはもう
優先順位でいくと超後回しなので、いつになることやら…。
しかしこのみすぼらしいボサ頭隠しには帽子が欲しいおばさん心…。
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